アライメントクランプ


アライメント調整する時に必ず取り付けないとならない、センサー。
当社のは古いモデルですが、校正も定期的に行っているので問題はありません。

そのセンサーを取り付けるクランプですが、MB・BMW・ポルシェについては専用のクランプを使っています。
通常はホイールを平面と見立てる為、ランナウト補正を行い測定を始めます。
しかし、専用品は不要です。特にリフトアップして補正を行う場合サスペンションが伸びきってしまうので
リフトから降ろした時にサスペンションが落ち着いていないと、正確に測定出来ないこともあります。

MB・BMWはピンが出ていてハブに直接当たります。きちんとハブ面をレベルとしてみます。
ポルシェはホイールのハブに専用アダプターを取り付けて固定します。
どちらもメーカー指定の方法なので間違いありません。

と言う事は・・・純正ホイールを履いて下さいと言う事です。
MB・BMWはホイールボルトの穴の他に小さい穴が開いていると思います。
それが、アライメントクランプを取り付ける為の穴です。なくなるとこれが使えません。

ポルシェはハブキャップを取り外してアダプターを取り付けるのでホイールのハブ径が変わるとやはり付きません。

ピンがディスクに当たっているのが分かると思います。

アライメントリフトも使わず定盤の上に直接ターニングプレートを置いて測定・調整しています。
実は結構、拘ってアライメントやっていたりします(笑)

アライメント調整すると車が変わります。
タイヤ交換をした時、足回りの部品を変えた時、一度確認してみては如何でしょう?